一生に一度は乗りたい!【サンライズ出雲】で秋🍁の島根・岡山の旅⛩へ
8月になり連日暑い日が続きますね。。。そろそろ秋の旅行計画を立てる方も出てくるのではないでしょうか?
そんな方におすすめしたいのが、寝台特急「サンライズ出雲」で行く島根・岡山旅行です。
今回は、2022年11月に実際に訪れた旅行体験を元に、観光スポットや移動のポイントを詳しくご紹介します。
特に「サンライズ出雲」は予約が難しいことで有名な人気列車!この記事では、その予約方法から、出雲大社や玉造温泉といった見どころまで、秋の旅行計画を立てる際に参考になる情報をたっぷりお届けします。
サンライズ出雲、とっても良いので旅行好きの方は是非この機会に乗ってみてくださいね!
もし良ければ、1泊2日で巡る兵庫県モデルコース記事もご覧ください。
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旅の概要
日程:2022年11月11日~11月14日(2泊3日)
(※寝台特急での宿泊を含めると3泊4日)
経路:東京駅 → (サンライズ出雲) → 出雲市 → 玉造温泉 →
松江 → 倉敷 → 岡山 → 東京駅
旅費:80000円/1人
1. サンライズ出雲で出雲大社へ
いきなり本旅行のメイン、サンライズ出雲で出雲市へ出発!
せっかくなので、記念に1枚。
サンライズ出雲のおすすめの予約方法
1. サンライズ出雲とは
「サンライズ出雲」は、東京駅から出雲市駅までを結ぶ日本で唯一の定期運行されている寝台特急です。夜の22時頃に東京を出発し、翌朝には島根県の出雲市へ到着するため、移動中に宿泊できるのが魅力です。快適な個室でゆったりと過ごしながら、美しい日本の景色を楽しめるため、旅行や観光、鉄道ファンに非常に人気があります。
2. サンライズ出雲を予約する方法
サンライズ出雲の乗車券および寝台券の予約方法は以下の通りです:
- JRの「みどりの窓口」
全国のJR主要駅にある「みどりの窓口」で直接予約ができます。 - 「JRの指定席券売機」
一部のJR駅に設置されている指定席券売機でも、サンライズ出雲のチケットを購入することができます。 - 「えきねっと」や「JR西日本e5489」などのオンライン予約サイト
JR東日本の「えきねっと」や、JR西日本の「e5489」などのオンライン予約サービスを利用してチケットを事前に購入することができます。これらのサイトでは、24時間いつでも予約が可能です。 - 旅行代理店
JTBや日本旅行などの旅行代理店を通じて、サンライズ出雲のチケットを購入することも可能です。代理店のスタッフに相談しながらプランを立てることができるため、初めての方にもおすすめです。
3. サンライズ出雲の乗車券の発売日
サンライズ出雲の乗車券および寝台券は 乗車日の1ヶ月前の10:00から 発売されます。例えば、12月10日に乗車する場合、11月10日の10:00から購入が可能です。予約開始の時点で非常に人気が高い列車であるため、早めに予約をすることが重要です。
4. サンライズ出雲の乗車券を買うならおすすめのJRの駅とその理由
サンライズ出雲の乗車券を購入するなら、特に JR国分寺駅 での購入をおすすめします。
理由としては、窓口が2つ以上あり、サンライズ出雲等の特急券を買うための列とそれ以外の列で分けてくれます。その為、「あっ、私10:00から発売の乗車券を待っているだけなので。。。」みたいな気まずい譲り合いをしなくてすみます。
また、窓口が駅舎内にあるので、雨などで濡れる心配もありません。
5. 何時から窓口に並ぶべきか?
私の経験上、7:50分がおすすめです。なぜかというと実際に7:50分から並んでいたところ、8:00くらいに別のサンライズ出雲乗車券購入希望の方が来たからです。正直、危なかったです。。。
サンライズ出雲の乗車券は運が悪いと発売開始から1分足らずで売り切れることもあるので、窓口に1番に並べるか、そうでないかは明暗を分けます!
また、この時は折り畳み用のいすも持参し、一緒に旅行する友人にも並んでもらいました。お手洗いに行きたくなっても問題なし!
※2024年現在の情報
JRではICカードの普及等の影響から、みどりの窓口が廃止される傾向にあります。
今後は「えきねっと」や「JR西日本e5489」などのオンライン予約サイトからの予約も念頭に入れておいた方が良さそうです。
6. サンライズ出雲の個室の種類と寝台料金
サンライズ出雲には、以下のような個室の種類があります。それぞれ快適さやプライバシーに配慮された設計で、料金も異なります。
- A寝台「シングルデラックス」
個室タイプで、プライベート空間を重視した一人用の広めの個室。専用のアメニティも用意されており、非常に快適です。
料金目安:乗車券の他に寝台料金が約13,980円 - B寝台「シングルツイン」
シングル個室にソファベッドが設置され、最大2人での利用が可能。昼間はソファとして、夜はベッドとして使えます。
料金目安:乗車券の他に寝台料金が約9,600円 - B寝台「シングル」
1人用の個室で、シンプルでありながら快適に過ごせるタイプ。プライバシーも確保されています。
料金目安:乗車券の他に寝台料金が約7,700円 - B寝台「ソロ」
最もコンパクトな1人用の個室。料金が安価なため、予算を抑えたい方に向いています。
料金目安:乗車券の他に寝台料金が約6,600円 - ノビノビ座席
個室ではなく、フルフラットで横になれる指定席タイプ。個室ほどのプライバシーはありませんが、リーズナブルな価格で横になれるため、人気があります。
料金目安:寝台料金は不要、乗車券のみで利用可能
詳細は下記の公式サイトをご覧ください。
ちなみに、車内はこんな感じです!今回はBシングルという種類の部屋を予約してみました。
サンライズ出雲は非常に人気が高く予約がなかなか取れないことで有名。そんな乗車券を今回5人予約に成功したので、乗車する際の喜びも一際大きかったです!
サンライズ出雲にはラウンジ車両なるものがあり、景色を眺めながらの晩酌もできます。因みにサンライズ出雲は車内販売を行っていないので、予め駅でお酒や翌朝のお弁当を買っておくのがおすすめ。
サンライズ出雲が出発するタイミングでラウンジ車両を利用したい人は、早めに乗車口に並び自分が予約した部屋に荷物を置いたら、すぐに向かうのがおすすめです。
サンライズ出雲発車直後の東京駅周辺の夜景の眺めはとても綺麗です。
ラウンジ車両は座席数が少ないので、譲り合って利用しましょう。
ラウンジ車両から夜景を見ながら、軽い晩酌をし、良い時間になったら寝台で寝ます。
サンライズ出雲の心地よい揺れで08:00頃に起床。翌日は良い秋晴れ。
昨日、東京駅で購入しておいた駅弁を頂きます。
参拝客で賑わう11月の出雲大社 2.
10:00頃にJR出雲市駅に到着。駅舎も出雲大社をイメージしているんですね。
ここから最初の目的地、出雲大社に向かいます。JR出雲市駅から一畑電鉄に乗り換えて出雲大社前駅へ移動。一畑電鉄の車両は趣があるので、一見の価値あり!
電車に揺られること約30分、最寄り駅の出雲大社前駅に到着。駅舎はこんな感じ。
ここから出雲大社に向かって15分ほど歩きます。道中の景観もおすすめ。
そして遂に到着しました、出雲大社!天気も快晴で良い写真が撮れました。
出雲大社
1. 出雲大社とは
出雲大社(いずもたいしゃ)は、島根県出雲市にある日本最古の神社の一つで、縁結びの神様として知られる大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を主祭神としています。大国主大神は、国づくりの神でもあり、人々の幸せや繁栄、または良縁をもたらすとされています。日本全国から恋愛成就や結婚祈願、ビジネス成功などを願う参拝者が訪れる、非常に人気のある神社です。
2. 出雲大社の歴史
出雲大社の歴史は古く、創建は神代の時代までさかのぼるとされています。文献や伝説によれば、出雲大社は日本神話の中で最も重要な舞台の一つです。特に「国譲り神話」では、大国主大神が天照大神に日本を譲り渡す際、出雲の国に立派な神殿を建ててもらうという契約が結ばれ、それが出雲大社の起源とされています。
また、奈良時代や平安時代には、出雲大社は国の重要な神社として位置づけられ、多くの参拝者が訪れました。江戸時代に現在の本殿が再建され、高さ約24メートルを誇る壮大な社殿が有名です。かつてはさらに高く、約48メートルもの高さを持っていたという説もあります。
3. 参拝時刻、参拝料
- 参拝時刻
出雲大社の参拝可能時間は季節によって異なりますが、通常は6:00から18:00です。特に朝早く参拝することは、静かな時間帯で神聖な雰囲気を感じられるためおすすめです。詳細な時間は以下の通り:- 3月〜10月:6:00〜18:00
- 11月〜2月:6:30〜17:00
- 参拝料
出雲大社の本殿参拝自体には参拝料はかかりません。境内は無料で参拝することができ、どなたでも気軽に訪れることができます。ただし、特定の祈祷や御札、御守を受ける場合には、別途料金がかかることがあります。
4. おすすめの観光時期
出雲大社の参拝や観光には、以下の時期が特におすすめです:
- 春(3月〜5月)
出雲大社周辺では桜や新緑が美しい季節です。春の穏やかな気候の中、参拝や周辺の観光地巡りが楽しめます。また、ゴールデンウィークの時期は混雑が予想されるため、少し早めに訪れると良いでしょう。 - 秋(9月〜11月)
秋は出雲大社で最も重要な時期とも言えます。旧暦10月(現代の11月頃)は「神在月(かみありづき)」として知られ、日本中の神々が出雲に集まるという伝説があります。全国的には「神無月(かんなづき)」と呼ばれる10月ですが、出雲だけは「神在月」として神々が集まる特別な期間です。この時期の参拝は縁結びのパワーをさらに強く感じることができると言われています。
もちろん拝殿までお参りします。境内はかなり広くすべて廻るとなると1時間くらいはかかりそう。ゆっくり廻りたい方は下記公式サイトの”境内のご案内”ページをご参考にしていただければと思います。
そしてこちらが拝殿!しめ縄で有名なので一度は見たことがある方も多いのでは?
なかなか出雲大社に来る機会はないので、せっかくなのでもう1つ観光スポットを巡ってみようと思います。出雲大社から海沿いに向かって20分ほど歩くと見えてきます。それが、稲佐の浜!
稲佐の浜
稲佐の浜(いなさのはま)は、島根県出雲市にある出雲大社近くの美しい海岸で、日本神話においても神聖な場所として知られています。日本海に面した浜辺で、特に夕日が美しく、神秘的な景観が広がります。
1. 神話と伝説
稲佐の浜は「国譲り」の舞台として有名で、古代日本の神々が「国を譲る」交渉をしたとされる場所です。日本神話によると、高天原(神々が住む天上の世界)から使者であるタケミカヅチの神が降臨し、出雲の大国主命(おおくにぬしのみこと)に国譲りの要請をしたのがこの浜だと伝えられています。この神話により、稲佐の浜は「神々の集まる浜」として信仰の対象になっています。
2. 弁天島
稲佐の浜には、海岸にぽつんと立つ小さな岩「弁天島」があり、ここにも小さな祠が建てられています。弁天島は、その神秘的な佇まいから、訪れる人々に神々しい印象を与えています。祠には多くの参拝者が手を合わせに訪れ、出雲大社参拝の一環としてこの地も巡ることが多いです。
3. 観光の見どころ
- 夕日:稲佐の浜は夕日の絶景スポットとしても有名です。日本海に沈む夕日は、海岸と弁天島を美しく彩り、幻想的な光景を演出します。
- 砂のお守り:浜辺の砂は、出雲大社の「砂のお守り」として利用されることがあります。参拝者は稲佐の浜で砂を持ち帰り、出雲大社で清め、家に持ち帰ることで魔除けとして信仰されています。
4. アクセス
稲佐の浜は出雲大社から徒歩で20分ほどの距離にあり、アクセスもしやすいです。出雲大社参拝の際にぜひ訪れてみたいスポットの一つです。
良い時間になったのでここでお昼にすることに。出雲と言えば、おそばが有名ですが今回はのどぐろを頂くことに。という訳で、出雲日本海 出雲大社正門前店さんに入店。
こちらがお目当てののどぐろ丼!のどぐろは生でも焼いても美味しいのですが、やはり生は脂の乗りがすごい!
出雲大社周辺のおすすめランチはこちら。
3. カフェでゆったり旅を満喫 玉造温泉
出雲を満喫したので、次なる目的地へ向かいます。実は島根には有名な温泉地がいくつかあるんですよね。今回はそのうちの1つ玉造温泉に行ってみたいと思います!出雲市から玉造温泉は結構距離があるのですが、特急やくもという出雲市と岡山を結ぶ列車があるので、これを利用してみます。
因みに、特急やくもの車窓から日本で7番目に大きい湖、宍道湖(しんじこ)を眺めることができます。
特急やくもについてはこちらをご覧ください。
玉造温泉
玉造温泉(たまつくりおんせん)は、島根県松江市にある歴史ある温泉地で、出雲神話に登場するほど古い温泉の一つです。
日本神話において「勾玉(まがたま)」が作られた場所としても知られ、古代から人々が癒しを求めて訪れました。
特に、美肌効果が高い温泉として有名で、「美肌の湯」とも称されています。泉質はナトリウム・カルシウム硫酸塩泉で、肌を滑らかにし、乾燥肌や肌荒れに効果があるとされています。
やくもに乗車すること1時間30分、玉造温泉駅に到着。玉造温泉は勾玉で有名みたいで、勾玉をあしらったオブジェが至る所にあります。
そして、本旅行のスイーツタイム。今回はmame cafeさんにお邪魔しました。やはり人気No.1のお抹茶カプチーノをケーキと一緒に頂きます。
お抹茶カプチーノは優しい味でいろんなケーキに合います。店内の雰囲気は下記が参考になります。
空腹を満たしたところで、初日の宿に向かいます。今回宿泊させて頂くのは、曲水の庭 ホテル玉泉さん。立派な庭園があることで有名。
公式サイトはこちらです。
せっかくなので、庭園を散策。
1日目まとめ、2日目へ 4.
島根・岡山旅行の計画をお考えの皆さんに、今回は「サンライズ出雲」で行く島根・岡山旅行モデルコース1日目をご紹介しました。
寝台特急「サンライズ出雲」での優雅な旅と出雲大社での参拝を楽しむこのプランは、なかなか取れないサンライズ出雲のチケットの予約方法や、出雲大社や稲佐の浜といったおすすめの観光スポット情報も載せてみました。
2日目は、島根県松江市にある「由志園」からスタートして、鮮やかな紅葉が幻想的な雰囲気を醸し出す日本庭園の美しさを堪能します。由志園では、茶室もあるため、抹茶と和菓子をいただきながら、しばしの休息を取るのもおすすめです。
昼過ぎには、岡山県倉敷市に移動し「倉敷美観地区」を訪れます。江戸時代の町並みが残るこのエリアは、白壁の蔵や古い商家が立ち並び、歴史を感じさせる情緒溢れる景観が魅力です。川沿いの柳や石畳の道を散策しながら、川沿いのレトロな街並みを眺めながら、ゆったりとした時間を過ごします!
良ければ、2日目の記事もご覧ください!
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