京都1泊2日で巡る!紅葉王道スポット完全制覇プラン
秋の京都は、紅葉が美しく彩る絶好の旅行シーズンです。今回は、1泊2日で京都の紅葉王道スポットを巡るモデルコースを紹介したいと思います!
新幹線パックやトリバゴ等を利用して格安旅行にするのも良いですが、京都は比較的安く、しかも東京から新幹線で2時間ほどで行けるので、自分の訪れたい観光スポットを基準にホテルを選ぶのもおすすめです!
そして今回なんと嵐山で有名なあのカフェも堪能しましたので、ぜひお楽しみに。
1日目は、東エリア(清水寺、銀閣寺、平安神宮、祇園など)と西エリア(金閣寺、龍安寺、太秦、嵐山など)の紅葉スポットをバランス良く巡ります。秋の京都はライトアップされた紅葉を楽しむことができるので、こちらも満喫します。
2日目は、嵐山エリアへ足を伸ばし、渡月橋や天龍寺の紅葉を堪能します。最後に、嵐山のカフェで美味しいスイーツを楽しみながら、旅の締めくくりを迎えます。
紅葉の鑑賞なので、実際にどんな景色が見れるのか?知りたいですよね!その為、当記事はなるべくフォト多めに掲載していこうと思います!
このプランを参考に、京都の紅葉を満喫する素敵な旅を計画してみてください。それでは、さっそく京都の紅葉王道スポット紹介していきます!
もし良ければ、秋の北海道旅行記事もご一読下さい。
[nlink url=”https://kakashisanblog.com/hokkaido_1/”]
旅の概要
日時:2023/11/18〜11/19(1泊2日)
観光地(1日目):北野天満宮、源光庵、永観堂、無鄰菴
(2日目):渡月橋、竹林の小径、祐斎亭、二尊院、大覚寺
旅費:50000円/1人
0. 旅の始まり
朝09:00頃にJR東京駅を出発します。今回は格安の往復新幹線+ホテルパッケージは利用せず、観光スポットに合わせてホテルを個別に予約しました。
旅日程が早めに決められそうな方は早得を利用してみて下さいね。新幹線料金が往復で4700円もお得になります!
EX早特ワイドって、何?
「EX早特ワイド」とは、JR東海が提供している新幹線の割引きっぷの一種です。
主に東海道・山陽新幹線を利用する際に、事前予約で通常料金よりも安く新幹線に乗車できるプランです。
「EX早特21ワイド」の場合は、乗車日の1ヵ月前~21日前に購入が可能で、15~25%程度の割引が受けられます。
PC・スマホから公式サイト、またはアプリにて購入可能です。
※紅葉シーズンの京都など、人気の観光地のEX早特21ワイドは予約がいっぱいになってしまうのがとても早いので、1ヵ月前の予約がおすすめです!
下記の記事が分かりやすく纏められています!
今回は京都にいる時間をなるべく観光にあてたいので、ランチは新幹線の中で頂きます。東京駅では様々な地域の駅弁が買えるので、贅沢な旅気分が味わえます。
JR京都駅到着後は地下鉄・バス一日券を購入。これで移動のバスは使い放題。購入場所などは下記を参考にして下さい。
1. 見どころ満載 北野天満宮
北野天満宮は、平安時代の政治家である菅原道真公が祀られていることで有名ですね!
学問の神様とされていることから受験時にお世話になった人も多いのではないでしょうか?
また、北野天満宮は結婚式の会場としても人気があります。
国宝である御本殿での結婚式は、他の会場と比べると圧倒的な格式を感じさせてくれます。美しい庭園などを見ながら、人生の大切な節目を祝うというのも素敵ですね。
・JR京都駅からバスでの行き方
京都市営バス50系統に乗車し、約35分ほどの北野天満宮前で降車。バス停からは徒歩数分で到着です。
・JR京都駅から電車での行き方
JR山陰本線の円町駅で下車。そこから徒歩約20分で北野天満宮に到着。
また、嵐電北野線の北野白梅町駅からは徒歩約7分で着きます。
※京都は多くの観光客が訪れるので、JR京都駅発のバスは時間帯によっては乗り切れない場合があります。必ず、電車のルートも調べておくことをお勧めします!
北野天満宮の紅葉は例年11月中旬から12月上旬が見ごろです。
境内のもみじ苑では、色鮮やかな紅葉が広がり、多くの観光客が訪れます。
北野天満宮も夜はライトアップが実施され、幻想的な紅葉は一見の価値があります。
京都の紅葉名所ランキングでも6位にランクインしています!さっそく見ていきましょう!
その他のランキングについては下記をご覧ください。
こちらが北野天満宮!
いい感じに雲があって鳥居が映えます。
名称 | 北野天満宮 |
開門時間 | 7時~17時 |
公式サイト | https://kitanotenmangu.or.jp/ |
紅葉の撮影が1番の目的ですが、参拝もしていきます。
参拝を終えたところで、いよいよ目的の紅葉の撮影ですが、結構な緑。。。
それもそのはず。今年は例年に比べ気温が高いので、紅葉の見頃は12月10日頃と普段より遅めの予想のようです。。。
これから観光予定の方は下記のサイトを参考にすると良いかなぁと思います。
しかし、訪れてしまったものはしょうがないので全力で撮影を行います。紅葉を撮影すると言っておきながら恐縮なのですが、写真はUPしておこうと思います。
2. インスタ映えの名スポット 源光庵
13:00を過ぎたところで次の目的地、源光庵へ向かいます。千本今出川バス停から市営6佛教大学・玄琢行きに乗車し、20分ほどすると源光庵に到着です。
源光庵は、京都市北区に位置する曹洞宗の寺院で、1346年に臨済宗の徹翁国師によって開創されました。
その後、江戸時代の1694年に卍山道白禅師によって再建され、現在の姿となりました。
源光庵の本堂には、二つの特徴的な窓があります。
一つは「悟りの窓」で、円形の窓は禅と円通の心を象徴し、宇宙や完全性を表します。
もう一つは「迷いの窓」で、四角形の窓は人間の生涯を象徴し、生老病死の四苦八苦を表します。
2つの相異なる形の窓から見える景色は訪れる人々に深い感銘を与えます。
源光庵は紅葉の名所としても知られており、例年11月上旬から中旬にかけて見頃を迎えます。特に「悟りの窓」と「迷いの窓」から眺める紅葉は絶景で、紅葉シーズンには、赤やオレンジに染まったカエデと常緑樹の緑が美しいコントラストを描きます。
源光庵は北野天満宮よりも更に山寄りに位置する為かだいぶ紅葉が進んでいました。
公式サイトを見るのが良いですが、こちらにも基本情報を掲載しておこうと思います。
名称 | 源光庵 |
公式サイト | https://genkouan.or.jp/ |
拝観料 | 400円(秋は500円) |
受付時間 | 9:00 ~ 17:00(紅葉最盛期は8:30〜) |
住所 | 〒603-8468 京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47 |
所要時間 | 30分~60分 |
そして源光庵で有名な悟りの窓を撮影していきます!”そうだ京都へ行こう”の広告のアングルを参考にして、私も斜めから迷いの窓とセットで撮影してみました。
因みに、源光庵は三脚を利用した撮影は禁止ですので、基本的に正座の姿勢で撮影することになると思います。11月下旬は紅葉シーズンなので、撮影するのにかなり並ぶのではないか?と心配しましたがこの日は10分待ちくらいで下の写真が撮れました。
3. 無料ライトアップ 禅林寺(永観堂)
紅葉っぽい写真がやっと撮れたところで続いては禅林寺(永観堂)へ向かいます。
源光庵には、鷹峯源光庵前というバス停がすぐそこにあるので、そこから北大路バスターミナルへ向かいます。一度降車し、市バス204 高野・銀閣寺行きで東天王町まで行きます。だいたい1時間くらいで到着です。
15:30頃に着きましたが、ここで永観堂には向かわず一旦スイーツtimeを挟みます。
京都の11月は結構寒いので、あったかいコーヒー☕とシナモントーストが沁みます。
というのも永観堂は普通に拝観するのでは無く、今回はライトアップを撮影してみようと思います!
ここ京都ではライトアップや夜間拝観というイベントを数多くの寺社で行っているのですが、基本的には予約が必要です。しかしなんとこの永観堂のライトアップについては予約が不要なんです!
不要であるが故にあまりにも人数が多い場合には、入場規制がかかってしまうことも。その為カフェで時間を調整しつつ1時間前から並んでみようと思います。
この日の為に椅子を用意してみました。基本的に立ったまま1時間ほど並ぶことになるので、椅子があるとだいぶ楽です。
そして1時間前からこの行列。
みなさん楽しみにしているんですね。そして17:30から入場開始。詳細については下記をご覧下さい。
17:30を回るころには、すっかり日も暮れ行列は自分たちが並んだ時の3倍ほどに伸びていました。それでも想定内らしく入場制限がかかることはありませんでした。
もちろん並んだ順に参拝ができるのですが、早く並んだから良いということは特にありません。ただ、人が一切映っていない写真を撮りたい方は初めの方に入場されることをお勧めします。
名称 | 禅林寺(永観堂) |
受付時間 | 午前9時~午後4時 (午後5時閉門) |
拝観料 | 一 般 小・中・高生 個 人 600円 400円 団 体 (30名様以上) 500円 350円 |
公式サイト | https://www.eikando.or.jp/ |
予約無しでこの景色が観れるのはすごいですよね!境内がかなり広いのでいろんな場所に紅葉スポットがあります。
4. 庭園カフェも堪能 無鄰菴
そしてここで本旅行で計画していた作戦を実行します。それがライトアップのはしごです!
まず、京都ではこの行楽シーズンに多くの寺社でライトアップイベントを行ってます。特に清水寺方面には寺社が集まっているので、同日に複数のライトアップを撮影することが可能です。
予約が不要な永観堂に早めに並んで撮影時間を確保しつつ、後半の無鄰菴は予約が必須なので時間に合わせて移動すればなんとライトアップはしごの完成です!
無鄰菴(むりんあん)へは永観堂から徒歩で15分ほど。日が沈んでいるので道を間違えないよう慎重に移動します。
そして入り口がこちら。
無鄰菴では毎年トワイライト庭園パーティというものを開催しているので、今回は19:30〜21:30の第2部を予約。これで永観堂のライトアップを鑑賞してからでも十分に間に合います!
トワイライト庭園パーティは2階から庭園を眺めながら庭園コンシェルジュによる無鄰菴の解説を楽しむことができます。
解説なんて必要かな?と思う人が多いと思います。実際かかしさん自身も最初はそう思いました。しかし、この庭園コンシェルジュの話し方、説明がとても良くてたまに冗談を挟みつつ話を進めてくれるのであっという間に時間が過ぎてしまいました。
無鄰菴(むりんあん)は、もともとは明治時代の政治家山縣有朋(やまがたありとも)の別荘として1894年に造られました。現在は、国の名勝にも指定されている重要な文化財となっています。
庭園は、明治時代の有名な庭師である小川治兵衛によって設計され、庭の水のせせらぎが1階よりも2階の方が聞こえやすくなっています。実際に1階と2階を移動すると分かるのですが、音の響きが全然違いました。
また、1903年には、歴史上の偉人たち山縣有朋、伊藤博文、桂太郎などが集まり、日露戦争前の方針を無鄰菴にて話し合いました。歴史とも関りが大変深いことから、庭園コンシェルジュの方から歴史クイズが何問か出題されるので、歴史好きの方必見です。
そして庭園カフェでは好きなスイーツとドリンクを頂けます。どら焼きと抹茶を堪能しました。
因みに、このスイーツとドリンクを頂ける1階の広間は日によってはかなり寒い日もあると思います。ストーブと電気座布団を用意してくれていますが、なるべく厚着をしていくことをお勧めします!
また、伊藤博文、小村寿太郎、桂太郎、そして山縣有朋の4人で日露戦争前夜の外交方針を話しあう歴史的な会議が開かれた2階応接室も見学が可能です。
もちろん庭園は散策することも可能です。散策中の1枚です。
庭園から無鄰菴全体を見るとこんな感じです!
5. まとめ+2日目へ
1日目の観光はこれにておしまいです。居酒屋で軽く飲んで京都四条あたりのホテルで宿泊。
最初こそ緑が多めでしたが、後半は紅葉もばっちり撮影できました!ライトアップのはしごは大成功でしたので、遠方から京都に来られる方は是非参考にして頂ければと思います。
2日目はインスタ映えで有名になったあの名所や装飾が特徴的なカフェに行きましたので、もし良ければ2日目の記事もぜひご覧になってください。
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