京都の梅名所を巡るおすすめモデルコース:北野天満宮のライトアップから城南宮の落ち椿まで
「春の京都」と言えば、「桜」ですよね。
もちろん京都の桜は素晴らしいのですが、桜の満開のタイミングを見極めるのはとても難しいですし、観光客で大変混雑します。
そこで今回紹介するのは、「4月の桜」ではなく「3月の梅」。
「京都の梅名所を巡るおすすめモデルコース:北野天満宮のライトアップから城南宮の落ち椿まで」になります。
京都は桜に劣らないくらい「梅の名所」も多いんです!
観光客で混雑する4月から日程をずらすことで快適に「ひとあし早く」春の訪れを感じることができます。
そして3月と言えば、日本には大きなイベントがあります。「ひな祭り」ですね!
雛人形の写真、さらには綺麗な「落ち椿」も撮影できました。
こんな感じの写真が撮れます!
フォトグラファーには堪らないモデルコース紹介となってますので、ぜひ最後までご覧ください。
もし良ければ、冬の銀山温泉記事もご一読頂けると嬉しいです。
旅の概要
日時:2024/03/02〜03/03(1泊2日)
観光地(1日目):梅宮大社→二条城→京都御苑→北野天満宮
(2日目):東光院→城南宮→カフェ(気楽堂)
旅費:55000円/1人
目次
0. 旅の始まり
朝09:00頃にJR東京駅を出発します。今回は格安の往復新幹線+ホテルパッケージは利用せず、観光スポットに合わせてホテルを個別に予約しました。
旅日程が早めに決められそうな方は早得を利用してみて下さいね。新幹線料金が往復で4700円もお得になります!
EX早特ワイドって、何?
「EX早特ワイド」とは、JR東海が提供している新幹線の割引きっぷの一種です。
主に東海道・山陽新幹線を利用する際に、事前予約で通常料金よりも安く新幹線に乗車できるプランです。
「EX早特21ワイド」の場合は、乗車日の1ヵ月前~21日前に購入が可能で、15~25%程度の割引が受けられます。
PC・スマホから公式サイト、またはアプリにて購入可能です。
※紅葉シーズンの京都など、人気の観光地のEX早特21ワイドは予約がいっぱいになってしまうのがとても早いので、1ヵ月前の予約がおすすめです!
下記の記事が分かりやすく纏められています!
今回は京都にいる時間をなるべく観光にあてたいので、ランチは新幹線の中で頂きます。東京駅では様々な地域の駅弁が買えるので、贅沢な旅気分が味わえます。
1. 猫神社?!梅の写真が綺麗に映える梅宮大社
JR京都駅に11:00過ぎに到着し、そこからバスに乗り換え30分ほど。
梅宮大社に到着です!
因みに、JR京都駅到着後は地下鉄・バス一日券を購入。これで移動のバスは使い放題。購入場所などは下記を参考にして下さい。
梅宮大社
梅宮大社(うめのみや大社)は、京都市右京区にある神社で、特に酒造や子宝祈願で有名です。
主祭神である酒解神と酒解子神は、酒造りに縁の深い神様とされており、木花咲耶姫命は安産や子育ての守護神とされ、多くの参拝者が訪れます。
特に梅の名所として毎年2月下旬から3月にかけて、多くの観光客が梅の花見に訪れます。
梅宮大社では、地域の人々や参拝者が持ち込んだ猫たちを受け入れ、境内で世話をしてきた歴史があり徐々に猫の数が増えました。猫が多く暮らしている神社として口コミやSNSで広まり、「猫好きの聖地」として注目されるようになりました。
アクセス
・阪急嵐山線「松尾大社駅」から徒歩約15分
・JR「京都駅」からバス(京都市バスや阪急バス)で「梅宮大社前」下車すぐ
・無料駐車場あり(混雑時は利用不可の場合も)
立派な鳥居ですね!
3月ということで気温はまだ低いですが、晴天でした。
『梅宮日本第一酒造之祖神、安産守護神』とありますね!
梅の花も良い感じに咲いていました!🌸
梅宮大社は『京都の人気梅名所ランキング』で第2位にランクイン。
その他のランキングについては下記をご覧ください。
2. 見どころ多し世界遺産 二条城
梅宮大社前からバスで四条堀川へ向かいます。そこから、二条城・北野天満宮・立命館大学行のバスに乗り換え50分ほどで二条城に到着です。
こちらが二条城の梅!
二条城
二条城(にじょうじょう)は徳川家康が1603年に築城し、幕府の京都における拠点とした京都市中京区に位置する城郭建築になります。
二条城の庭園には紅梅や白梅合わせて100本以上の梅の木が植えられており、早春になると見事な花を咲かせます。この季節には特別なライトアップやイベントが行われることもあります。
入城料
大人(中学生以上):1,300円
小人(小学生):400円
※特別展やライトアップ期間中は別途料金が発生することがあります。
アクセス
・地下鉄東西線「二条城前駅」下車、徒歩すぐ。
・JR「二条駅」から徒歩約15分。
・京都市バス「二条城前」下車すぐ。
撮影をしていて思ったのですが、梅の花をアップで撮影すると、どの寺社でも同じような写真になってしまいますね。。。
二条城が入るように撮影できれば良かったのですが、結構城と梅の木に距離があり断念することに。。
もちろん梅だけでなく二条城自体も観光しました。
池泉回遊式庭園の二の丸庭園です。
徳川幕府や大政奉還に関する展示があったのですが、今回は梅鑑賞がメインなので時間の都合上スキップ。また次の機会に寄ってみようと思います!
因みに、二条城にはいくつか休憩所がありそちらで軽食を頂けます。
せっかくなので、きなこあずきもち、おしるこを頂きました。
あったります♨
詳細は公式サイトの地図をご覧ください。
3. 笹屋伊織もオープンした京都御苑
二条城から徒歩でも行けるので、京都御苑にも寄ってみます。
京都御苑
京都御苑(きょうとぎょえん)は、京都市上京区にある京都御所を中心に広がる公園です。
京都御苑には約200本の梅の木が植えられており、特に早春には見事な梅の花が咲き誇ります。「宗像神社」や「厳島神社」の周辺に植えられています。見ごろは2月下旬~3月中旬です。
アクセス
・地下鉄烏丸線「今出川駅」または「丸太町駅」から徒歩すぐ。
・京都市バス「烏丸今出川」または「烏丸丸太町」下車、徒歩すぐ。
拝観料
京都御苑自体は無料で、24時間自由に散策可能です。
このタイミングで晴れ間が見え、青空で撮影ができました!
4. ライトアップも行われる梅花祭 北野天満宮
1日目の最後は北野天満宮です。
北野天満宮では毎年、梅苑「花の庭」のライトアップが行われるのでそちらも撮影してみます!
北野天満宮
北野天満宮(きたのてんまんぐう)は京都市上京区にある、学問の神様として知られる菅原道真公を祀る神社です。
北野天満宮は「梅の名所」として全国的に有名で、「梅花祭」も開催されます。梅苑には約50品種、1,500本以上の梅の木が植えられており、紅梅や白梅が美しく咲き誇ります。菅原道真公が梅をこよなく愛したことにちなみ、「飛梅伝説」などの逸話も残されています。
見ごろは2月中旬~3月中旬でライトアップも行われる為、幻想的な雰囲気も楽しめます。
アクセス
・京福電鉄嵐山本線(嵐電)「北野白梅町駅」から徒歩約5分。
・京都市バス「北野天満宮前」下車すぐ(主要なバス路線が利用可能)。
拝観料
・通常拝観: 境内は無料で自由に参拝できます。
・梅苑拝観料(梅の季節のみ):
大人:1,000円(お茶とお菓子付き)
子供:500円
まずは日没前の写真。
ちゃんと見ごろと言うことで、綺麗に咲いていました。
ライトアップも撮影したいので、一旦近くのカフェでコーヒーブレイクをはさみます。
今回は、Cafe Olive KITANO(カフェオリーブキタノ)さんに寄らせて頂きました。
こちらのカフェ、俳優・佐々木蔵之介さんのドラマ「ミヤコが京都にやって来た」の撮影ロケ地にもなったお店です。
店内には様々な雑貨が置いてあり独特の雰囲気があります。
カフェには可愛い猫もいます。
今回他の方も映ってしまったので、写真はアップしておりませんが、北野天満宮に訪れた際にはぜひ寄ってみて下さい!
と言うことで、日没の梅園を撮影していきます。
このガラスのランタンがとても綺麗なんですよね!
夕暮れ時の建物はこんな感じです。
梅園全体はかなり広いです。少し高くなっている展望台があり見下ろしながらの鑑賞もできます。
5. 1日目まとめ
いかがでしたでしょうか?
梅は桜に比べ咲いている時期が長いので、撮影しやすいと感じました。
2日目は『千体雛』と『落ち椿』を撮影してきますので、ぜひお楽しみに!
それではまた次の記事でお会いしましょう!