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まるで千と千尋の舞台?!大正ロマンに癒される冬の銀山温泉モデルコース

kakashisan

皆さんは冬に訪れたい旅行先と言えば、どこを思い浮かべますか?

雪まつりや函館の夜景で有名な北海道、合掌造りの白川郷が特徴的な岐阜、冬の風物詩「雪吊り」の兼六園が見られる石川でしょうか?

今回はスタジオジブリの人気作品「千と千尋の神隠し」の作中に出てくる「油屋」のモデルの1つなのではないか?と噂される旅館のある温泉街、銀山温泉を紹介していこうと思います。

大正ロマンを感じられますよ!

銀山温泉山形県尾花沢市にある温泉街で、16世紀後半から17世紀初頭に延沢銀山の鉱夫によって発見されたのが始まりと言われています。

大正時代の風情を色濃く残す人気の温泉地である為、1年を通じて観光客が訪れますが、やはり特に人気なのが雪景色を静かに鑑賞できる冬になります。

雪の積もった木造建築の旅館が作り出す昔ながらの街並みに暖色系の宿やランプの明かりが灯ると、ここ銀山温泉でしか見れない幻想的な景色が広がります。

また、1つの宿に宿泊できるお客さんの人数に限りがあるため、温泉にもゆっくりとつかることができます。

特に露天風呂のある宿からは雪化粧をした山々を鑑賞しながら、疲れをとることができます。

今回は1泊2日銀山温泉旅行モデルコースを紹介します。1日目は銀山温泉、2日目は山形駅周辺を観光して、山形を満喫していきます。もちろん、こちらを参考にして2泊3日の旅行スケジュールを計画するのもありです!

今回実際に銀山温泉を訪れてみて上手くいったこと失敗したこともまとめていますので、
これから銀山温泉を旅行してみたいなという方は是非最後までご覧いただければと思います。

もし良ければ、秋の紅葉 京都記事もご一読頂けると嬉しいです。

旅の概要

日時:2024/12/14〜12/15(1泊2日)
観光地(1日目):銀山温泉♨
   (2日目):山形駅周辺(文翔館、MOKU cafe)
旅費:55000円/1人

09:00~09:10
JR東京駅でお昼用の駅弁を購入

銀山温泉への到着が13:00過ぎになる予定なので、新幹線で食べる駅弁を購入します。

09:20
JR東京駅を出発

09:20頃JR東京駅を出発します。

銀山温泉の宿の予約方法については後述しますが、冬季の宿の予約はとても大変です。なので今回は格安の往復新幹線+ホテルパッケージは利用せず、宿と新幹線を別々に予約しています。

旅行日程が早めに決められそうな方はトクだ値30%OFFを利用してみて下さいね。新幹線料金が往復で7000円近くもお得になります!

トクだ値” って、何?

「トクだ値」は、JR東日本・JR北海道が提供している割引サービスで、「乗車券+指定席特急券」を通常価格より安く購入することができます。
「えきねっと」というJR東日本のインターネット予約サービスにて購入が可能です。

・割引率
 通常のきっぷ代金から5~30%割引されます(一部例外あり)。

・対象列車
 新幹線や特急列車が対象で、乗車区間や列車は予め指定されています。

・購入方法
 JR東日本の「えきねっと」アプリから購入が可能。(会員登録が必要。)

・発売期間
 1ヵ月と10日前(事前予約期間を含む。)~乗車前日。

・キャンセル/変更
 購入後の変更はできませんが、キャンセルは可能。
 (但し、キャンセル料が発生。)

※冬季の東北・北海道など、人気の観光地行きのトクだ値は予約がいっぱいになってしまうのがとても早いので、1ヵ月前の事前予約がおすすめです!

詳細な交通情報は、えきねっと公式サイトをご覧ください。

また、今回は車ではなく交通機関は山形新幹線とバスを利用します。

因みに銀山温泉の公式サイトにも掲載されていますが、2025年1月7日(火)~2月28(金)まで冬期間のマイカー規制が計画されています。

銀山温泉街はそもそも車で行き来できるように道が整備されていないので、通行する車の台数を減らしたいということですね。

そういった意味でも冬季に銀山温泉を訪れる際は、バスを利用するのが安心です。

詳細は公式サイトをご覧ください。

11:30~12:00
新幹線車内で駅弁ランチ

今回の駅弁はこちら、岡山「倉敷小町」です!

「倉敷小町」
お品書きはこんな感じ

銀山温泉は雪が降ってくれると良い写真が撮れるので、車窓から天気を気にしつつ「雪よ降ってくれ!」と願いながらランチにします。

旅行の日程が近づいてきたら、積雪情報を確認しましょう!

福島を過ぎた辺りから雪が積もっていたと思います。

車窓からの眺め
12:30
JR大石田駅に到着

大石田駅から銀山温泉へはバスで移動します。

バスは宿泊する宿の送迎バス路線バス(はながさバス)になると思います。新幹線の到着時刻との兼ね合いから今回は路線バスで銀山温泉に向かいます。

はながさバスの時刻表は下記をご覧ください。

13:10
銀山温泉に到着!

大石田駅からバスに揺られること40分ほど、銀山温泉に到着です!

大正ロマン漂う銀山温泉

銀山温泉

銀山温泉(ぎんざんおんせん)は、山形県尾花沢市に位置し、大正から昭和初期にかけて建築された木造多層建築の旅館が立ち並ぶノスタルジックな雰囲気が特徴的な温泉街です。
特に1月~2月の積雪のシーズンは幻想的な景色を見るために、国内外から多くの観光客が訪れます。

銀山温泉の特徴:

・歴史
 16世紀に銀鉱山として栄え、銀山の採掘が終わった後、湯治場として発展し大正時代に現在の温泉街として整備されました。
 テレビドラマ「おしん」のロケ地であり、スタジオジブリの人気作品「千と千尋の神隠し」の作中に出てくる「油屋」のモデルの1つなのではないか?とも言われる旅館がある温泉街です。

・温泉
 温泉は無色透明で、硫酸塩泉の泉質。美肌効果リラクゼーション効果が期待されます。

・観光スポット
 白銀の滝:温泉街の奥にあるで、特に冬の雪景色と共に見えるその姿は見ごたえがあります。

・アクセス
 JR奥羽本線の「大石田駅」からバスまたはタクシー約40分
 車を利用する場合は、東北中央自動車道を経由し、尾花沢ICから約30分

また、日本の温泉ランキングでも14位にランクインしています!

日本の温泉ランキングについては、下記をご覧ください。

13:10~14:00
日中の銀山温泉街と白銀の滝を観光

さっそく温泉街をお散歩してみます!

こちらが観光サイトでよく取り上げられる足湯。

足湯

日中の温泉街はこんな感じです。

やはり他では味わえないがありますよね。

そして中でも目を引くのが鏝絵(こてえ)ですね。

鏝絵(こてえ)

鏝絵(こてえ)

顔料を混ぜた漆喰(しっくい)を用いて描かれる浮き彫り細工のことを言います。左官職人が鏝(こて)で風景や文字などを描くことからその名が付き、百年以上の風や雪にも耐えられると言われているそうです。

大正ロマンの雰囲気を作り出す宿も撮影してみました。

銀山温泉宿の代表格と言ってもよい能登屋(のとや)旅館です。

最上部の塔屋が特徴的な立派な大正建築ですね!

温泉街を一通り歩いたので、白銀の滝を見に行きます。

温泉街から徒歩3分ほどなので、気軽に観光できます。

白銀の滝

写真だけだと伝わりづらいので、拙いですが動画もUPしてみようと思います。

結構な勢いで水が流れてます。

14:00~15:30
旅館にチェックインし、お部屋からの景色を満喫

14時を回ったところで旅館にチェックインします。

今回なんと奇跡的に古勢起屋旅館さんを予約することに成功しました。

「銀山温泉の宿って”予約が難しい”とよく聞くけど、そもそもいつから予約ができるの?」という疑問が多いと思います。

実際、冬季の銀山温泉旅館の予約は非常に難しく、気づいたときにはあっという間に予約で埋まってしまいます。今回、12/14(土)に宿泊しましたが、なんと予約日時は07/02と5ヶ月以上前。

さらにこの時、12月の予約はまだ何日か空きがありましたが、繁忙期の1月、2月はほぼ予約で埋まっていました。。つまり、1月、2月に宿泊したい場合、半年前に予約が必要になります。かなり大変ですよね!

個人的な感想だと、2023年に予約のキャンセル待ちをした際はほとんどキャンセルが出ませんでした。旅行サイトよりは旅館の公式サイトを半年前からチェックするのがおすすめです。また、旅館に直接電話で問い合わせるのも手だと思います。

どうしても予約ができない時は、旅行サイトのツアー等の利用するのが良さそうです。

銀山温泉の冬季宿泊は貴重なのでお部屋の写真もUPしておこうと思います。

客室は山側と川側宿泊プランがあるのですが、温泉街の景色の眺めたかったので川側の客室を選びました。

二間続きになっているので、かなり広くゆったりと寛げます。

お部屋からの眺めはこんな感じ。銀山川や他の旅館を眺めることができます。

ちょうど雪も降り始めて綺麗な写真が撮れました。

暖房+ヒーターでお部屋の中はぽかぽかでした。

大正時代の雰囲気を残すために、水回りも古いままなのかな?と少し心配でしたが、綺麗でした。また、部屋はオートロックQRコードで開けるタイプでした。

そういったところは改修されていて過ごしやすかったです。

お部屋は暖かいのですが、乾燥が苦手な方就寝用にマスクなどは持参すると翌日も快適に過ごせると思います!

お部屋の茶菓子は寒月堂の大正ロマンと、一粒の想いでした。

どちらも売店で購入可能です。

14:00~15:30
旅館にチェックインし、お部屋からの景色を満喫(続き)

因みに、今回はなんとか古勢起屋旅館さんを予約することができましたが、銀山温泉には他にも魅力的な旅館がたくさんありますのでいくつか紹介しておこうと思います!

■仙峡の宿銀山荘

旅行2つ日目にこちらの宿の露天風呂に入ったのですが、雪景色がとても綺麗でした。

他の宿と比較すると新しめなのでモダンな雰囲気があります。若い方はこちらの方が好みかもしれません。

■能登屋旅館

千と千尋の神隠しに出てくる油屋のモデルとも言われる旅館です。外観は圧巻の一言。

■旅館藤屋

他の旅館でも十分寛げるのですが、群を抜くクオリティ。いつか泊まってみたいです。

その他、銀山温泉旅館ランキングは、JTBの公式サイトが参考になると思います。

15:30~16:30
湯けむり食堂しろがねで早めの夕食

ここでハプニングが発生。

今回予約したお部屋のプランには、湯けむり食堂しろがねの利用券(5500円/1人)が付いていて、チェックアウトする日まで飲み物や食事に利用することができます。

別のお店で軽く飲んだ後に、湯けむり食堂しろがねで夕食の予定だったのですが、宿の方に『さすがにその時間は食堂が閉まってますかね。』と言われてしまい、慌てて夕食を食べることに。

と言うことで、かなり早いのですが、夕食を頂きます。

「湯けむり食堂しろがね」2022年4月にオープンした古民家風の落ち着いた雰囲気の中で、山形の地元素材をたっぷり盛り込んだメニューを頂ける食堂になります。

最近できたとあって、内装もおしゃれですね。

選べる御膳の庄内豚肩肉の味噌焼きと菜園野菜の温泉蒸しを注文。

山形グルメ山形牛を使ったサーロインステーキやハンバーグもありますよ!

時間を早めてでも食べたい献立です!

因みに、「湯けむり食堂しろがね」にはテイクアウトメニューもありますので、利用券が余ってしまったらおつまみやソフトドリンクなどをテイクアウトするのも手です。

メニューは下記サイトからご覧頂けます。

16:30~17:00
銀山温泉お土産を購入

温泉街にはいくつかお土産屋さんがあるので、お土産を購入します。

翌日のチェックアウトを10:00頃にしてしまった為、1日目の間にお土産を購入することに。。

銀山温泉も観光地特有のお店が早く閉まる地域に該当しますので、18:00までには購入します。また、銀山温泉のパッケージで包装されているお土産は意外と山形駅付近のお土産屋さんには無いので、「銀山温泉のお土産を渡したい!」という方は、ここで買っておくことをおすすめします。

ちゃんとお支払いにPAYPAYも使えますよ!

地酒やお菓子を買いました。もちろん晩酌用のお酒も購入しましたよ~。

お土産屋さんも内装が素敵でした。こんな感じです。

17:00~19:00
「伊豆の華」にて酒刻を堪能

日本酒が好きな方にぜひおすすめしたいのがこの「酒刻」です。

お店の2階から銀山温泉の夜景を見ながら日本酒を一献傾けることができます。

「酒刻」に関しては、17:00~19:00(L.O.18:30)と時間が決まっており予約必須ですので旅館を抑えられたらすぐこちらも予約するのがおすすめです。

こちらが「伊豆の華」

お目当ての「地酒 おまかせ3種 飲み比べセット」

日本酒好きには堪らないですね!

地酒の飲み比べは、山形名物の「蕎麦刺し」と尾花沢市で取れたスイカを塩と唐辛子で漬けた「ぺそら漬け」で頂きます。

蕎麦刺し
ぺそら漬け

そして少し分かりづらいのですが、お店の2階から銀山温泉の夜景を眺めることができます!

もちろんお酒があまり飲めない方向けに普通のメニューもあるので安心です。

「蕎麦白玉を使った善哉」「お抹茶」を頂きました。

そして締めの「銀山ハイボール」ガス灯のマドラーがお洒落ですね。

19:00~19:30
銀山温泉の夜景を撮影

本旅行のメイン「銀山温泉の夜景」を撮影していきます。

旅館の明かりやガス灯がともるだけで十分綺麗なのですが、今回奇跡的にも降りました!

めっちゃ綺麗ですよね!フォトグラファーが集まるのも納得です。

これから銀山温泉の夜景を撮影しに行くフォトグラファーにおすすめしたいのが、「ストロボ」ですね。

せっかく雪が降っているので、ストロボを利用して雪も映るようにします。

ストロボを使って撮影するとこんな感じになります!

今回使用したストロボはGODOX 「Lux Junior」です。

そこまで高価ではないので、持っていない方はぜひお供させてみて下さい!

せっかくなのでモノクロでも撮影してみました。

宿のお部屋から。

そして動画です。

20:00~21:00
古勢起屋旅館の温泉を堪能

雪景色の撮影が楽しいとは言え、気温は0度近いのでかなり寒いです。。

ある程度満足いく写真が撮れたらお待ちかねの銀山温泉です。

古勢起屋旅館には「ほっこりのちか湯」「ぬっくりの金太郎湯」という2つの内湯があります。

やはり歴史を感じるお風呂でした。

間取りが小さいのもそうなんですが、源泉かけ流しなので、その日湧き出すお湯の温度によって湯加減が変化するというもの昔ながらで良いですよね。

「ほっこりのちか湯」の方は同時に6名までしか入れないので、ご注意ください。

21:00~23:00
古勢起屋旅館のお部屋でまったり晩酌

温泉後はぽかぽかのお部屋でお土産屋さんで購入した地酒を堪能します。

銀山温泉の名を冠するものと、名無しの日本酒を頂きました。

銀山温泉の方はThe日本酒と言った味でしたね。

写真を撮りそびれてしまったのですが、おつまみに買ったjagabeeずんだ味が日本酒にとっても合うことが分かりました。

もし見つけた際はぜひ一緒に食べてみて下さい。

銀山温泉
06:00~07:00
姉妹館銀山荘の露天風呂

2日目朝は頑張って06:00に起床します。

実は古勢起屋旅館に宿泊する人は姉妹館「銀山荘」のお風呂を無料で利用することができます。

なかなか銀山温泉に宿泊する機会は無いので、せっかくなので早起きして行ってみようと思います!

朝06:00の銀山温泉はこんな感じ。

天気が曇りというのもありますが、まだ薄暗いです。

古勢起屋旅館から銀山荘まで徒歩で10分ほど歩きます。

いざ入浴。

もちろんお風呂内は撮影禁止なので写真は撮れないのですが、雪景色がすごかったです。

下の写真のようなイメージ。

この景色を見ながら寝湯ができます。

圧巻すぎて言葉が出ませんでした。

07:30~08:30
古勢起屋旅館で朝食を頂きます。

2日目の朝食は宿で頂きます。

献立はこんな感じ。

旅館の朝食は少し多いかな?と感じる場合が多いのですが、古勢起屋さんはちょうど良い量だったのが個人的には嬉しかったですね。

もちろんご飯はおかわりできます。

また、宿泊客は2階にあるドリンクを無料で頂けるのもポイントが高かったです。

コーヒー☕アルコールもありますよ。

09:00~10:00
送迎バスの時間までのんびり過ごす。

古勢起屋旅館はJR大石田駅までの送迎を行っており、10:20発のバスに乗車予定なのでそれまで写真を撮ったりしてのんびり過ごします。

お洒落なガス灯ともお別れです。

そしてここで紹介したいのが、銀山温泉にあるカフェとお豆腐屋さんです!

「酒茶房クリエ」「野川とうふや」

残念なことにスケジュールを立てるのに失敗し、今回2店とも寄ることができませんでした。。

失敗その①

「酒茶房クリエ」は初日に寄る予定でしたが、白銀の滝を鑑賞し14:00頃に入店しようとしたところ、すでに満席の札が。。。

白銀の滝は特に時間制限は無く鑑賞できるので、カフェの方を優先すべきでした。

失敗その②

「野川とうふや」は2日目の朝に寄ってみようと思っていましたが、チェックアウトの準備で送迎バスの出発時刻がきてしまい、しぶしぶ諦めることに。。

銀山温泉は訪れたいお店が多いので、バスの時間は12:00頃にするのが良いかもしれません!

参考までに紹介記事を貼ってこうと思います。

11:30~12:00
新幹線で山形へ移動

銀山温泉を満喫しましたが、午後の時間を利用して山形で途中下車してみようと思います。

JR大石田駅からの風景
移動は新幹線を利用
12:40~13:30
文翔館を観光

今回は山形の観光スポット「文翔館」を訪れてみます。

文翔館

文翔館

文翔館(ぶんしょうかん)は、正式名称を「山形県郷土館」と呼びもともとは県庁舎及び県会議事堂として利用された国の重要文化財にも指定される歴史的建造物です。

歴代県令や知事の肖像写真・プロフィール・年表を展示していたり、山形の風土・文化に関する資料、文化財が数多く収容されています。

最近ですと、映画「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最後編」のロケ地としても利用されました。

また、2024年4月には「TsukiCafé 文翔館喫茶室」がオープンし、歴史的な文化財を鑑賞するだけでなく、ランチティータイムもできるようになりました。

現在は山形市民をはじめ観光客に開放されており、文化施設としても利用されます。
イベントスペース:コンサートや講演会、結婚式などに利用可能。
ガイドツアー:無料で建物の歴史や建築様式について説明してもらえるガイドツアーも人気です。

アクセス:JR山形駅からバスで15分程度

最初は旧県庁舎の玄関から見える中央階段です。

立派ですね!

中央階段を上り、3階に行きます。最初に見えてくるのが正庁です。

訓示辞令交付等を行った部屋で、現在だと講堂にあたるそうです。

大理石漆喰が使われているのを見ると相当豪華ですね。

そしてこちらが知事の執務室として使用されていた部屋です。

因みに椅子に座ることも可能です。

館内から見た時計台です。

こちらの時計台、日本で現在稼動している内では、札幌の時計台に次いで2番目に古いものらしいです。

時計に関する部品も展示されてますので興味のある方は是非。

また、この下の方に見える中庭も映画「るろうに剣心」の撮影で使用されています。

記念碑の回廊です。

山形に対する理解を深めるために、こちらでは時代区分ごとに展示コーナーが分かれています。

正直、旅行前から文飛館には行く予定だったのですが、30分ほどで見終わるかな?と思ってしました。

実際、文翔館はかなり広くてすいすい見ても50分くらいはかかると思います。

展示品も結構あるので想像以上に楽しめました。

将棋の駒と言えば、山形県の天童市ですね。

全国の生産の9割以上を占めるとも言われます。

東北地方で有名なこけし

東北では同じこけしが生産されていると思っていましたが、地域差があるんですね。

どうやら山形系こけしと言うらしいです。

山形系こけしは、比較的丸みを帯びた形状で、胴体が太めで頭部が大きめに作られるそうです。。判別が難しそう。

13:30~14:00
TsukiCafé 文翔館喫茶室でランチ

想像以上に館内が広く、展示物も盛りだくさんだったので遅めのランチにします。

せっかくなので、TsukiCafé 文翔館喫茶室に寄ってみました。

最近オープンしたとあって内装も綺麗ですね。

こちらがマフィンとキッシュのセット

文翔館カリーカフェ ラテ

今回はランチで利用させて頂きましたが、メニューはケーキ、スコーン、コーヒーなどもある為、カフェとして利用もできます。

こういった資料館や美術館にカフェが併設されているのは、個人的に嬉しいですね。

一度、休憩をはさんで鑑賞できます。

下記のサイトが参考になると思います。

14:00~15:00
山形駅でお土産を購入

家族や友人にお土産を買っていきます。

山形駅からS-PAL YAMAGATAが直接つながっているので、2階のやまがたみやげ「彩」で選びます。

お店が1フロア10店舗くらいあるので、お土産には困らないと思います。

ばっちり購入しました。

出羽路菓子処 杵屋本店さんのこまめちゃん(山形県産の「秘伝豆」を餡と一緒に焼き上げた和菓子)です。

15:00~16:30
新幹線の時間までカフェタイム☕

お土産を購入し終えたのですが、帰りの新幹線まで少し時間が余りました。

以前から気になっていたカフェがあるので、寄ってみようと思います。

こちらの「MOKU cafe」さん。

店内の雰囲気がすごい良いです。

インスタはこちら

インスタを見て頂くと分かると思いますが、カフェ好きには堪らないメニューが目白押しです。

今回はバナナケーキホットコーヒーを頂きました。

ケーキ美味しかったです。

何より席が9席くらいと少なめので、静かに過ごせるのがとても良かった。

17:00~20:00
新幹線で東京へ

これにて本旅行の観光はおしまい。時間になったので、新幹線で東京へ。

と言うことで、1泊2日銀山温泉旅行モデルコースを紹介してみました。

いかがでしたでしょうか?

初日は銀山温泉街を満喫し、2日目は文翔館からMOKU cafeを巡りました。

銀山温泉はスケジュールの詰めが甘く、「酒茶房クリエ」「野川とうふや」に寄れなかったのが心残りです。。

「酒茶房クリエ」のマシュマロが乗った焼きココア飲みたかったですねー。

銀山温泉についた後は、「酒茶房クリエ」「野川とうふや」を優先しつつ隙間時間に白銀の滝を訪れるのが良さそうです!

下記に銀山温泉に関するQAを載せてみます。

銀山温泉QA

①銀山温泉のおすすめシーズンは?
→積雪が期待できる1月、2月が理想ですが、予約が取りづらいので12月下旬を狙うのもあり。

②銀山温泉旅行のおすすめの日数は?
→銀山温泉とその周辺を観光する場合は1泊2日で十分です。
 銀山温泉と山寺蔵王など山形の広い範囲を観光したい場合は余裕をもって2泊3日 がおすすめです。

③銀山温泉へのおすすめのアクセス方法は?
JR大石田駅からバス。冬期間のマイカー規制に注意しましょう!

④銀山温泉に行くときの服装は?
防寒はしっかり。道が凍らないように水を流している箇所もあるので、雪道対策もしましょう。レインシューズだと濡れなくて良いと思います。旅館によっては長靴を借りれます。

⑤銀山温泉に行ったらやった方が良いことは?
→・雪景色を撮影するために、ストロボを持っていた方が良い。
 ・露天風呂
 ・日本酒が好きな方は「伊豆の華」の「酒刻」、甘いもの好きな方は「酒茶房クリエ」の「焼きココア」

ただ、銀山温泉で感じたのは、当たり前ですけど関東から来る人にとって銀山温泉はかなり寒いんですよね。

チェックインより早い時間に宿に到着してしまい寒くて凍えていたら、「こちらの椅子使っていただいて大丈夫ですよー。」とロビースペースに案内してくださったり、

雪用の傘と長靴を宿で無料で借りれたりと、とてもトラベラーズファーストな対応をしてくれるなぁと思いました。

ちゃんと早朝から除雪もしてくれていました。

もともと旅館に宿泊できるお客の人数も制限されるので、人混みであふれることもなくとても過ごしやすい観光地でしたね。銀山温泉にはリピーターが多いのも納得です。

焼きココアも味わいたいですが、また夏の宿予約を頑張り銀山温泉に再び訪れようと思います!

それではまた次の記事でお会いしましょう!

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『SE×ブロガー』
旅行先で綺麗な景色🍀、お洒落なカフェ☕を見つけに行きたい7月生まれ🌻なのに7月生まれのかかしさん👒
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