【新NISA】株価大暴落、どうしたらいい?
2024年8月5日から日経平均株価が暴落しましたね。1987年に起きたブラックマンデーの暴落幅を超え過去最大の暴落みたいです。
今回、この大暴落がこぞって取り上げられるのはやはり2024年1月1日に始まった『新NISA』制度の影響があるからですよね。つまり、プロの機関投資家だけではなく、『貯蓄から投資へ』というスローガンを受けて投資を始めた多くの個人投資家の方も暴落の影響を受けていると推測されるからです。
巷では、『新NISA損切り民』という言葉も生まれていますね。新NISA絶賛利用中の私、かかしにとっても大変興味深いトピックですので、簡単にですが記事にしてみようと思います。
※当記事の内容はあくまでも個人の見解であり、損益の発生などに関しては一切責任を負いません。投資は自己責任でお願い致します。
この記事で分かること。
日経平均株価が暴落しているけど、どうしたらいいの?
いきなり結論ですが、
原則、今買っているインデックスは売らずに、今まで通り積み立てる
ですね!
まぁ、おそらく他の投資熟練者と言っていることは変わらないと思います。。。つまらなくて、すみません。
上の結論に至るには、まず『新NISA』のべ『NISA』がそもそもどういう仕組みなのか?を理解するのが良いと思います。
・『新NISA』って、どんな制度?
②つみたて投資枠で選べる銘柄は国が定めた厳しい条件をクリアした長期投資に適しているものが対象となっている。
※詳細な説明は堅苦しくて難しいので、ここでは簡単に書いてます。
・そして投資を行うにあたって知っておきたい最低限の知識
④インデックス投資は複利を比較的得やすい手法。
⑤一部の金融商品には、元本割れのリスクがある。
①から見ていきましょう。
投資で得た利益にかかる税金が無期限で0円で、さらに生涯で最大1800万円まで利用可能。
無期限と1800万円というところがポイントですね。無期限ということはつまり、長い期間の投資を前提としています。また、一般の人にとって1800万円はかなり高額で一朝一夕で投資できる額ではありません。
そして②を見てもお分かりの通り長期投資に適している商品が新NISAの対象になります。
③のインデックス投資は長期的に活用するのがおすすめというのは、インデックス指数(代表的なものだと、日経平均株価、NYダウ、S&P500指数等)はざっくり言うとその国の経済の成長度合いと関連します。大半のインデックス指数は恐慌等のレアケースを除き、長い時間をかけながら微増しています。また、大半の国の経済も長い期間で見れば成長しています。
そして、この長い期間をかけて微増するという特徴は④複利の効果を得やすいです。そもそもNISAないし新NISAという制度は短期で利益を得る方法を推奨していないことが分かります。⑤で元本割れのリスクがあるのは明記されているので、突発的な暴落や投資を始めたタイミングによっては元手を下回る可能性もあります。ただ、短期間の間に乱高下を繰り返す株等では利益を上げるのが難しい投資初心者用の制度が新NISAなので、含み益が減っても気長に待つのがセオリーだと思います。
NISA損切りは個人的にはあまり推奨しません。
あとたまにNISAの損益で生活が立ちいかなくなる!っていう人を見かけますが、投資は基本余裕資金(最悪なくなっても困らないお金)で行うものなので、そこらへんも抑えておくと良いと思います。すごい利益を出している人を見ると自分も大金を投資しようかなと迷ってしまいますが、自分のペースが1番大事。あと、含み益を眺める時間は意味がないので、他のことを考えるのがおすすめ。
ということで今回は新NISAについて書いてみました。興味のあるトピックをのんびり語ります。それではまた次の記事にて。